一昔前までの「データ入力」作業と言えば、企業の「顧客リスト作成」が多かったのですが、個人情報保護法が施行されてから企業は個人情報に関わる顧客情報を社外に出すことはなくなりました。
そのため、現在では「顧客リスト作成」の仕事はほとんどありません。
では、データ入力の仕事が全くなくなってしまったのかというとそうではありません。
以下では、現在主流のデータ入力に関する仕事内容について解説をします。
ネットショップの商品アップ作業
現在、インターネット上には多くのネットショップが存在しますが、その中には在庫を抱えずに販売を行っているネットショップがあります。
要は販売代理店の様なものです。
商品購入の注文だけを取って、その注文情報を商品の問屋の様な会社に渡します。
すると、その問屋の様な会社が商品を顧客に発送をします。
この問屋にあたる会社は、様々な製造業を営んでいる会社から新しい商品を仕入れて、その情報をネットショップを営んでいる会社に渡しています。
商品の更新頻度が高いネットショップだと新商品をほぼ毎日、ネットショップのWEBサイトに掲載します。
ネットショップのデータ入力作業の仕事は、新商品をネットショップのWEBサイトに掲載をする仕事となります。
問屋にあたる会社から渡された新商品情報からネットショップの商品紹介記事を作成して、そのデータをネットショップのWEBサイトに掲載をすることになります。
商品紹介記事は、問屋にあたる会社が用意してくれることも多いので、その記事をそのままネットショップに掲載すれば良いだけの場合もあります。
この商品アップ作業は比較的に単純作業なので、とても楽な仕事と言えるでしょう。
WEBサイト記事作成用のデータ収集
最近、WEBサイト用のデータ収集作業が増えています。
どういった仕事かというと例えば店舗情報の収集です。
具体的に例を挙げると、たとえば就職や転職者向けのWEBサイトに全国のハローワーク情報を掲載するために、
全国のハローワークの所在地や電話番号情報を集める作業です。
集めた情報を、EXCEL(エクセル)などにまとめて、それを依頼企業に提出することになります。
今は、インターネットがあるのでどなたでも情報収集ができる環境にあります。
なので、この仕事も割と楽な作業だと言えます。